へんないきものを紹介した、へんな本。
基本的に左ページに本文、右ページにはその生き物を紹介したイラストがある。
紹介されている生き物自体、「なんでこんな生物になったのか」という、進化論に挑んでいるかのような生物が多々見受けられるが、紹介文も並ではない。
軽く、面白おかしく。だが、サラッとは読めない。笑う。吹き出す。飲食中の読書はお勧めできない。
メスの体内に取り込まれ、その子宮で生涯を過ごす究極のヒモ野郎「ボネリムシ」、サボっては女王にドツかれてやる気を取り戻す「ハダカデバネズミ」などあまり名前を聞かない生き物から、プレイリードックにラッコなど、お馴染みの生物まで、痛快な語り口で紹介していく。
生物の専門書を求めているならあまり役立たないが、読み物として非常に面白い。ハードカバーだけにやや値段が高めだが、お勧めの一冊。
売り上げ好調だったのか、続編としてまたまたへんないきもの
通常記事ももちろん面白いが、サナダムシを腹に飼っている回虫博士・藤田氏のインタビュー記事が掲載されている。「へんないきものについて」の記事というより、「大学ってのは狭苦しい所でさぁ」という内容がメインのような気がしないでもないが、これはこれで大変面白い。カラーポスターつき。

